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根詰まり防止|鉢植えブルーベリーの【鉢替え】方法を解説。

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こんにちは、みにさんです。

プランター栽培のブルーベリーは年数が経過すると、プランター内に根が張り巡らされ、根詰まりをおこします。根詰まりをおこしてしまうと、株が弱まったり、実付きが悪くなったりしますので、2~3年に1回ほど鉢替えをしてあげます。

プランターから株を取り出すのに少し苦労しますが、収穫量を安定させたり、根を更新することによる樹勢の回復などが期待できます。また、ブルーベリーの天敵であるコガネムシの幼虫の確認、駆除もできます。

鉢替えとは

鉢替えとは鉢やプランターなどに植えている植物をひとまわり大きな物に植え替えることを言います。

鉢替えを行うことにより、根詰まりが解消され花付きや実付きが良くなるとともに、古い根の更新や土の入れ替えを行うことで、樹勢回復や病害虫の予防も期待できます。

元々大きめの鉢やプランターに植えている場合は、そのまま同じものを使い、中の土を入れ替えてあげるのと、古い根の更新を行います。小さな鉢で栽培している場合は、そのままひとまわり大きな鉢へ植え替えすればOKです。

ブルーベリーの鉢替えの時期

鉢替えの時期は暑さが落ち着いてから寒くなる前の間、10~12月がベストです。高温期は株もバテており、水切れが起きやすく、真冬の植え替えは根が傷みやすいので避けたほうが無難です。

ブルーベリーの鉢替え方法

株の抜き取り

まずは鉢から株を取り出します。鉢に沿わしてシャベルをぐるっと入れます。鉢を横に寝かして、鉢を抑えながらジワジワ引っ張っていくとスポっと抜けます。抜けたら土を半分くらい落とし、根の3分の1くらいをきり落とします。

どうしても抜けない場合はひとまわり小さく株を掘り起こします。掘り起こす大きさにシャベルを入れ少し土を取り出し、土の中に手を入れ、株をゆっくり揺らしながら剪定バサミで根を切っていくと取り出すことができます。

取り出したら植え付けるまでに根が乾かないようにかるく水をかけ日陰に置いておくか袋などをかけておくと安心です。

土の入れ替え

株を取り出した後の鉢に残っている根を除去し、古い土にピートモス(酸度未調整)かブルーベリーの土を足します。古い土を捨て全部新しい土に入れ替えてもかまいません。

古い土をそのまま使う場合はなるべく綺麗に古い根を取り出します。

植え付け

取り出した株を植え直します。この時株にコガネムシの幼虫がいないかチェックしておきましょう。また植え替えたばかりで根鉢が小さいので、動かないように支柱で固定します。最後に水をたっぷりあげて完成です。

株を取り出すのに苦労しますが、取り出してしまえば後はかんたんです。30分くらいで終わる作業になります。

まとめ

プランター栽培のブルーベリーは2~3年もすると、鉢の中に根が張り巡らされ、根詰まりをおこします。すこし大掛かりな作業になりますが、ブルーベリーをしっかり収穫するためにも鉢替え作業を行うようにしましょう。コガネムシの幼虫の早発見にも役立ちます。

参考記事

狭いスペースでもOK。プランターで育てるブルーベリーの栽培方法。

ブルーベリーの葉の色が白い、葉脈が浮き出てきた時の対処方法。

元気のないブルーベリー。病気もない、虫もいない、生育不良の原因は土の中。

以上参考になればうれしいです^^ありがとうございました。