こんにちは、みにさんです。
今回は可愛い花を楽しめ、花が萎んだ後でもハーブティーとして楽しめる、バタフライピーの育て方について解説します。
バタフライピーには多くのアントシアニンが含まれており、エイジングケアなどの美容効果、眼精疲労回復や視力回復などの効果も期待できます。また青色から赤色へと色が変わる飲み物としてもカフェやイベントなどでも大人気です。
バタフライピーは庭植え・プランターどちらでも、簡単に育てることができ、摘んだ花は乾燥させておけば長期間の保存も可能で、いつでもバタフライピーティーとして楽しむことができますのでぜひチェックしてみてください。
バタフライピーの種まき
種まきの時期は気温が十分に上がった5月頃おこないます。種はECサイトなどで簡単に手に入りますが、翌年からは取り種を使えます。
覆土は種が隠れるくらいで十分です。
播種トレーを使いましたが、プランター直播きでも、9㎝ポット撒きでも問題ありません。その場合は1ヶ所2~3粒撒きます。
種を撒いたら、乾かないように毎日水をあげます。
同じ時期に撒いたのに発芽のタイミングが1週間くらい違うものがありましたので、芽が中々でてこなくてもしばらく様子をみましょう。
ポット上げ
根を傷つけないようにピンセットやスプーンを使って、園芸用培養土を入れた9㎝ポットに植え付けます。
植え替えが苦手というふうに聞いていましたが、種からヒョロっとでただけのものを試しにポット上げしてみましたが全然問題ありませんでした。
直播きの場合はこの工程は必要ありませんし、ここから直接プランターに植えても大丈夫です。
植え付け
しっかり苗ができたのでプランターへ植え付けします。
8号鉢に1株植え付け、支柱を設置します。
土は園芸用の培養土です。この時に緩効性肥料を入れておきます。
土を再利用する場合は、腐葉土、有機石灰、化成肥料を入れ、しっかり土壌改良しましょう。
バタフライピーの管理
バタフライピーは植付けてしまえばあとは簡単!しっかり水をあげていればグングン成長していきます。
水やり
表面が乾いたらたっぷりと与えます。プランターで栽培する場合は夏場の水切れに注意。
肥料
植え付け時に緩効性肥料を与えておけば必要ありませんが、株の状態や花つきをみながら必要であれば(花付きが悪い、成長しないなど)肥料を与えます。
病害虫
害虫はアブラムシがつくことがありますので、ベニカなどの殺虫剤で駆除します。
病気は褐斑病がよく出ますので症状が出ている葉を取り除き、ベンレートやトップジンMなどの殺菌剤を散布します。
仕立て
ツルがグングン伸び、脇からもどんどんツルが出て伸びてきますので誘因します。ある程度絡めておけば勝手に巻き付いていきます。
フェンスなどに這わせるとお庭が可愛らしい雰囲気になります。1株でけっこうな大きさに育ちますが、邪魔になってきたら伸びたツルを切っていけば好みの大きさに仕立てられます。
花
種まきしてから50日くらいで花が咲きます。最初は花の数は少ないですが、ツルが伸びてくると次から次へと花を咲かせます。
収穫
バタフライピーは花を利用し、ハーブティーとして楽しめます。収穫は咲いている花を利用してもいいですし、花が咲き終わって萎んでいるものでも利用できます。
花後にできる豆も若採りすれば莢ごと食べられますが、5㎝より大きいものは莢が固くたべられません。
若莢の塩茹ではクセもなく美味しいです。
種とり
花が終わった後、マメができますので莢が茶色くなってから種を取ります。しっかり乾いているのを確認したら、封筒などに入れて湿気の無いところで保存し、翌年に同じように種まきすれば再び収穫できます。
大きい莢に大きいタネ入っているわけではありません。莢の大きさにかかわらず入っているタネの大きさはどれも同じくらいです。
バタフライピーの利用方法
花をハーブティーとして利用します。採りたての花をそのままフレッシュでも利用できますし、乾燥させてドライでも利用できます。
バタフライピーのドライの作り方
新聞紙の上に広げて、4~5日もすれば乾きます。
バタフライピーティーの作り方
ハーブティーは水出しでもお湯出しでも可能ですがお湯出しの方が早く色が出ます。
バタフライピーはそれだけではほとんど味がしないので今回はローズマリーのフレッシュといっしょにハーブティーにしました。
◎バタフライピーティーはレモンの絞り汁など酸性の液体を混ぜると色がピンク系に変化します。
バタフライピー基本情報
■バタフライピー
・別名:チョウマメ、クリトリア
・学名:Clitoria ternatea
・科名:マメ科
・属名:チョウマメ属
・原産:東南アジア
・花期6~10月
まとめ
バタフライピーは次から次へと咲く可愛い花を楽しめるだけでなく、ハーブティーとしても利用できます。ハーブティーの鮮やかな青は見ているだけで爽やかで涼しい気分を味わわせてくれるだけでなく、美容効果なども期待でき、栽培方法も簡単で鉢植えでも庭植えでも育てられます。
収穫した花は乾燥させれば長期間保存でき、いつでもハーブティーを味わうことができます。
以上参考になれば嬉しいです^^ありがとうございました。