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2023最新版|滋賀県・余呉湖の【ワカサギ釣り】を完全解説。

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こんにちは、みにさんです。

皆様、ワカサギ釣りについてご存知でしょうか?極寒の北国で、湖上に張った分厚い氷に穴をあけて行う釣り、といううようなイメージをお持ちの方が多いと思います。

そんなワカサギ釣りを関西で手軽に楽しむことができる場所が滋賀県にあるんです!それが滋賀県長浜市にある余呉湖です。

この記事では、余呉湖の冬の風物詩【ワカサギ釣り】について、釣り場の情報や釣具の選び方、釣り方のポイントなど初心者にもわかりやすく解説します。

上級者の方だと1日に2000匹を釣った(本人談)方もおられますが、子供や初心者でも数十匹程度なら簡単釣ることができます。寒さに負けず、美しい湖面でワカサギ釣りを楽しみましょう。

余呉湖ワカサギ釣り基本情報

余呉湖でワカサギ釣りができるのは川並桟橋と江土桟橋の2ヶ所です。料金やルールは同じで、どちらかで入漁券を購入すれば釣り場の移動もOKです。川並桟橋と江土桟橋は車で1~2分ですが、歩くのには少し離れています。

  ■余呉湖 ワカサギ釣り 2023年度

・管理:余呉湖漁業協同組合

・料金:大人1,600円 小中学生800円

・ドーム料金:600円(江土桟橋のみ)

・時間: 6:00~17:00(11月18日までは8:00~)

・期間:2023年11月1日~2024年3月31日(2023年度)

基本的に幼児の釣りは禁止になっていますが、ライフジャケットの着用と何があっても保護者の管理責任の下という条件で釣りができます。ライフジャケットは500円で借りる事もできるので小さな子ども連れの方でも安心です。

また、釣り場への見学入場はできないため、釣りをしない場合でも同伴者は上記料金を支払う必要があります。

余呉湖では道具やエサの販売もあるので、突然の釣行やエサや道具を忘れた場合でも安心です。

品名金額
竿1,500円
仕掛け(道糸なし)300円
仕掛け(道糸あり)400円
エサ赤虫300円
エサ紅サシ300円
バケツ(貸出)100円

桟橋上での火気の使用は禁止されているので、釣ったその場で調理して食べるということはできません。

毎日の釣果情報は滋賀県河川漁業協同連合会HPにて公開されています。

釣り場紹介

余呉湖でのワカサギ釣りは桟橋からの釣りになります。2ヶ所の釣り場が設けられていますのでそれぞれ紹介します。入漁券は共通なので途中の移動もOKです。

川並桟橋

余呉湖のワカサギ釣りのメインの釣り場が川並桟橋です。江土桟橋に比べ収容人数も多く、周りを広く使えるので釣りやすい環境です。

食事ができる場所や自販機コーナー、トイレも釣り場の近くにあります。

収容人数約400人
駐車場200台

駐車場も舗装されており広々。

このプレハブの建物で入漁券やエサなどの購入ができます。

囲いの形になっているのがA~Cの3ヶ所。下は繋がっているので内向き・外向きのどちらでも釣れます。

囲いを繋ぐ通路上も釣りOKです。

POINT

基本的には『B』の釣果が高いようですが、ワカサギは回遊するので、場所のアタリハズレがあります。人がたくさんいる場合は移動が困難ですが、人が少ない場合は釣れている場所へ積極的に移動する方が釣果は上がります。

受付のおじさんにどこが釣れてるか尋ねると直近で釣れている場所を教えてくれるので声をかけてみましょう。

自販機コーナーも充実しています。奥には食事ができる場所もあります。

江土桟橋

江土桟橋は収容人数が少ないですが、気温が高めの11月~12月は川並桟橋よりも釣果が出ているイメージです。

江土桟橋には釣りドームが設置されており、600円で利用することができます。ワカサギ釣りはしたいけど寒さが苦手という方はドームの利用がオススメです。

食事のできる場所はありますが、金土日のみの営業となっているようです。釣り場近くにトイレはありますが、自販機は一基のみあります。サービスでお湯を貰えるので、お茶やインスタントコーヒーなどでしたら作ることができます。

収容人数約60人
駐車場30台

駐車場はこちら。奥に釣り場があります。

こちらで入漁券、エサ等購入することができます。

江土桟橋は収容人数が少ないためすぐにいっぱいになります。

どこで釣りをしてもOKです。

いっぱいで釣りスペースがなさそうな場合でも女子のみのグループはおじさんがスペースを空けてくれる場合があります(笑)。「空いてないなぁ」とか言いながらウロウロしてみましょう。

江土桟橋はドームがあり600円で利用できます。

足元の蓋を開けて釣りを行うので、のべ竿は不向きです。

POINT

2ヶ所の釣場では、日によっては片方の釣り場では爆釣、もう片方はボウズなんてこともあります。仲間と釣行される場合は、最初別々の場所に行き、それぞれの釣れ具合の連絡を取りながら、釣れている釣り場に合流するといった事をされている方もおられます。2ヶ所の釣り場は車で1~2分の距離なので、あまり釣れない場合は途中で別の釣り場の偵察に行くことも釣果を上げるコツのひとつです。

余呉湖へのアクセス

余呉湖でワカサギ釣りのできる川並桟橋・江土桟橋へは北陸道木之本インターをから国道365号線を北に向かい、余呉湖口の信号を左折して2~3分で着きます。木之本インターからだと10分ほどで到着します。

江土桟橋へは余呉湖口の交差点を左折したあと、画像の十字路を左折します。『余呉湖観光館』の看板が目印です。

そのまま直進すれば川並桟橋(余呉湖ビジターセンター)に着きます。

ワカサギの釣り方

余呉湖のワカサギ釣りは、桟橋の上からの釣りになります、投げ釣りはできません。

竿は1人2本まで出せるので、延べ竿とワカサギロッドで少し離れた位置と足元の両方を攻めるのがオススメです。

また、エサは生き餌のみ使用可能で、ワカサギ用の疑似餌やコマセなどの撒き餌、寄せ餌も使用禁止です。

釣り道具

余呉湖のワカサギ釣りで必要な道具は、竿、仕掛け、エサ、バケツ(これらは受付で販売しているので、忘れても大丈夫)、クーラーボックスです。

あると便利なものは、折り畳み椅子、朝一から釣りをする場合はヘッドライト、バケツからクーラーボックスへ釣った魚を移す時に使うミニ網、水汲みバケツもあると水汲みが楽チンです。

竿

竿は延べ竿、ワカサギ用ロッドのどちらでも使えますが、1人2本まで竿を出せるので、それぞれの竿で離れたところと足元を攻めるのが良いでしょう。1本で釣る場合は、延べ竿の方が広い範囲を探れるのと入れ食い状態になった場合に素早くワカサギを取り込めます。

延べ竿は4.5mのものがオススメです。余呉湖のワカサギ釣りでは、基本的に底付近で仕掛けを動かしワカサギを誘います。場所によっては底まで4m以上あるので3.6mだと底付近を探れないためです。

休憩に行く時もこのまま置いて行けば、戻って来たときに掛かっている場合もあります^^

仕掛け

ワカサギの仕掛けは5本針〜10本針がありますが、初心者の方は扱いやすい5本針がオススメです。

針の大きさは、解禁初期は小さなワカサギが多いので1~1.5号、中期以降は1.5~2.5号と時期によって針の大きさも変えると釣果が増えます。

オモリは2.5号で大丈夫です。

余呉湖で根がかりはほとんどありませんが、デッキに引っ掛けて針が折れたり、ハリスが切れたりするので、予備があれば安心です。

仕掛けは受付でも販売しているので、特にこだわりがなければ現地調達でも問題ありません。

エサ

余呉湖のワカサギ釣りは赤虫、サシ虫などの生きエサのみ使用でき、疑似餌や寄せ餌の使用は禁止されています。キラキラ光る集魚版などは付けてOKです。

赤虫・サシ虫のどちらでも釣れますが、どちらかといえば赤虫の方が食いはイイ感じです。ただ、サシ虫には集魚効果もあるので、一番上の針だけサシ虫にして、残りの針は赤虫みたいな感じで、釣りをされている方もおられます。

私はいつもエサは現地で購入しています。一袋あれば十分1日使えます。

その他あると便利なアイテム

立ちっぱなしでのワカサギ釣りはかなり疲れるので、折り畳み椅子は必需品です。また、折り畳み椅子があると、休憩に行く場合などの場所取りの目安にもなるので便利です。

朝一から釣りをする場合は、営業開始の6:00はまだ真っ暗なのでヘッドライトを準備して行きましょう。

釣り方(釣果を上げるコツ)

ワカサギ釣りはワカサギが回ってくるかどうかという運の要素がかなり大きく作用しますが、少しでも釣果を上げるために、釣り場所選びのポイントと釣り方のコツを解説します。

ワカサギ釣りでは、1m隣ではめちゃくちゃ釣っているのに、自分はまったく釣れないなんてこともよくあります。ちょっと切なくなりますが、めげずに頑張りましょう!

釣り場

余呉湖では桟橋からの竿を出してワカサギを狙います。桟橋内であればどこから竿を出してもOK。

囲いと囲いを結ぶ通路も釣りをして大丈夫です。

囲いの下は繋がっています。

ワカサギは回遊するので釣果は運の要素も強いですが、日によって回って来やすいエリアがあるので、そのエリア付近で釣りをすることも釣果を上げるコツのひとつです。

目安としては人がたくさんいる場所はその日よく釣れている場所、つまりその日よくワカサギが回ってきている場所です。釣れない場合は、思い切って人のいる場所に移動してみることも大切です。

ただし混雑時は移動が難しいので、ワカサギが回ってくるのを待つしかありません。

無理に混雑しているところに割り込むとトラブルの原因にもなるので、注意が必要です。

釣り方

ワカサギの釣り方は簡単。仕掛けを底まで落とし2~3回軽く上下に動かし、底で5秒くらい止める。これの繰り返しです。

上下に動かす幅は30~40㎝くらい。ワカサギは止まった時にエサに喰いつくので、必ず止める時間をつくります。

背中や尾びれなどスレ掛かりで釣れれば大チャンス!スレ掛かりは大きな群れが来ている証拠なので素早く仕掛けを投入しましょう。

竿先がプルプルっと動けば掛かっています。特に合わせなくても針掛かりするので焦らず引き上げましょう。

釣ったワカサギはバケツに入れていきましょう。釣れだした時は如何に素早く仕掛けを入れるかが大切なので、いちいちクーラーボックスに入れると効率が悪くなります。

POINT

余呉湖でのワカサギ釣りは基本的には底付近に仕掛けを入れますが、時々水面をバシャバシャとワカサギの群れが湧く場合があります。そんな群れを見たら迷わずその群れに向かって仕掛けを落としましょう!また仕掛けの位置も底ではなく、群れのいる水面付近になるように調整します。

ワカサギがよく釣れる時間

ワカサギがよく釣れるのは朝と夕方、いわゆる朝マズメと夕マズメです。朝は時間が早いほどよく釣れます。日中12時~15時の間は釣れなくもないですが、極端に釣果が落ちます。

釣れない時間には置き竿したまま昼寝や休憩をして、夕方から釣り出すという方も多いです。

よく釣れる時期

余呉湖のワカサギ釣りの解禁は毎年11月からですが、よく釣れるようになるのは気温がグッと下がる12月末くらいから。

気温が高い間は釣れ方にかなりムラがあり、ボウズなんて日もよくあります。1月になると釣果も安定してきますので、年が明けてからの方がオススメです。

2月に入ると子持ちワカサギも混じりだしますよ。

余呉湖周辺情報

余呉湖最寄りのコンビニ

釣り場付近の最寄りのコンビニは木之本インターを下りてすぐのセブンイレブンです。釣り場近くに食堂がありますが、閉まっている場合もあるので、食料はここで購入して行くほうが無難です。自販機はどちらの釣り場にもあります。

余呉湖周辺の道路

余呉湖付近は雪の多い地域です。道路は除雪されていることが多いですが、念のためスタッドレスタイヤやタイヤチェーンを用意して行くほうが無難です。

余呉湖周辺の宿泊施設

余呉湖周辺には宿泊施設もいくつかあります。遠方からで朝一からワカサギ釣りを予定している場合は宿泊も便利です。

まとめ

滋賀県長浜市にある余呉湖では毎年11月~3月までワカサギ釣りが解禁となります。ちょっとしたコツさえつかんでしまえば簡単に釣ることができるので、初心者でも安心して楽しむことができます。数百匹釣る人や中には千匹を超える釣果を上げる強者もいます。

解禁日は11月ですが、釣果が安定するのは気温がグッと下がる12月末ごろです。ちょうど冬休みくらいからよく釣れだすので、冬休みの思い出にファミリーでワカサギ釣りというのもいいかもしれませんね^^

自分で釣ったワカサギの天ぷらは最高で、寒さに耐えて釣りをした人だけが味わえる最高の一品です。ワカサギ釣りをマスターして千匹超えを目指しましょう!

以上、参考になれば嬉しいです^^ありがとうございました。

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