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要注意!ウリ科の野菜の大敵【ウリハムシ】の対策3選。

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こんにちは、みにさんです。

メロンやキュウリなどウリ科の夏野菜を栽培していると必ずやって来る【ウリハムシ】というやっかいものの害虫がいます。

放っておくと葉っぱを食い荒らされて枯れる場合もありますので、今回はウリハムシの対策についての解説記事になります。

ウリハムシとは

成虫は7~8mmくらいのオレンジ色の甲虫で、6月頃から出始め、8月頃になると大量に発生します。

葉裏にいる場合もあります。

その名の通り、キュウリ、メロン、カボチャなどウリ科の植物を好んで集まる害虫ですが、食欲旺盛で、隣に植えていたナスの葉を食べているのも見たことがあります。

葉を円形状に特徴的な食べ方をするので、ウリハムシに食べられたかどうかはすぐにわかります。

矢印の部分がウリハムシに食べられた痕です。

放っておくと葉がレース状に食い荒らされてしまいます。葉だけでなく、実の表面も食べ、キュウリなど実の頭の方に白い道のような跡ができていればウリハムシの仕業です。

対策

虫よけネット・袋で囲う

特に苗の小さい内は要注意で、すぐに食い尽くされ枯れてしまいます。虫よけネットなどをかけ、虫がつかないようにすれば防げますが、幼苗期は肥料袋などを使って苗の周りを囲うだけでもかなり効果があります。

株が成長し、葉も大きくなり、葉の数も増えてくると少々食べられても平気ですが、放っておくと大量のウリハムシが発生し、葉を食い荒らされますので注意が必要です。

捕殺

一番簡単な方法は捕殺ですがウリハムシはすばしっこく、気配を感じるとすぐに飛び立ってしまうので、静かに近づいて素早く捕らないと逃げられてしまいます。葉の裏側についている場合もあるので見逃さないように探しましょう。

また捕殺時に素手で触ると、オレンジ色の液体をだしてきますので注意が必要です。毒はありませんし、洗えばすぐに落ちるのですででも問題はありませんが気になる場合は、園芸用のゴム手袋を使えば駆除しやすいです。

薬剤散布

大量のウリハムシが発生した場合はとても捕殺では追いつきませんので、薬剤散布による駆除をおすすめします。農薬を使用する場合は、モスピラン、ダントツ、マラソンなどがウリハムシの登録がありますが、作物によっても登録が変わりますので必ず確認するようにしましょう。

幼虫も根を食い荒らすので植え付け時にダイアジノン粒剤を撒いておくと効果があります。

反射テープ

その他の予防法として反射テープ使う方法を聞いたので試しましたが、あまり効果はありませんでした。恐らく、光の角度によってうまく光があたらなかったり、障害物(作物の葉っぱ)により反射光が遮られることによって効果が減ってしまうのではないかと考えます。

まとめ

過去に仕事でキュウリを40株ほど育てていた時期があり、その時はとても間に合わないので農薬を使用していましたが、栽培数が少ない家庭菜園などではこまめに捕殺することで十分間に合います。ただ、しばらく放っておくとウリハムシのたまり場のようになってしますので注意が必要です。

上記の対策のうちひとつだけではなく、複数組み合わせることでさらに効果が期待できますので大切な植物を害虫から守りましょう。

害虫に困ったらこちらも参考にしてください。
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以上参考になれば嬉しいです^^ありがとうございました。