こんにちは、みにさんです。
今回はラディッシュ(二十日大根)の栽培方法についての解説記事になります。
サラダや浅漬けなど、手軽に利用できるラディッシュは、とても簡単に育てることができ、小さめのプランターを利用すれば栽培スペースもとらないので、家庭菜園初心者の方にもおすすめです。また、種まきから収穫までの期間が30日前後と短いのも特徴です。
ラディッシュの基本情報
ラディッシュは小型の大根で、二十日大根(ハツカダイコン)の名前でも知られています。根をあまり張らないため小さなプランターでも育てることが可能です。収穫時期も幅広く、発芽条件が整えばほぼ1年中収穫できます。
見た目は赤色で丸型のものが一般的ですが、楕円型の品種や、色も白色や紫色などカラフルな品種もあり、サラダなどの彩りに最適です。
■ラディッシュ
・学名:Raphanus sativus var. radicula
・アブラナ科ダイコン属
・別名『ハツカダイコン』
・一年草
・収穫:真夏と真冬以外
ラディッシュの育て方
ラディッシュの育て方はとっても簡単。地植えでもプランターでもどちらでも栽培できます。プランターも深さ15㎝程度の小さなものでも十分収穫できるので、狭い場所やベランダなどでも余裕で栽培できます。
管理作業も水やりと間引きを1~2回程度行うだけなので、初心者向けの野菜です。
栽培方法が容易なのと、種まきから収穫までの期間が短いので、子どもの夏休みの自由研究などにもオススメです。
土づくり
プランター
市販の野菜や花の培養土で大丈夫です。
土を再利用する場合は、地植えと同じように、腐葉土・有機石灰・化成肥料を入れ、しっかり土壌改良しましょう。
土壌改良や連作障害対策には石灰窒素がオススメです。
ラディッシュは15×30㎝くらいの小さめのプランターでも十分栽培可能です。
地植え
種蒔きの前に土作りを行います。腐葉土・化成肥料・有機石灰を入れ耕したあと、60~70㎝の畝を立てます。
種蒔き
ラディッシュの種子です。
画像は少し広めの65×30㎝のプランターに3条ですじ蒔きしたものです。
列間10~20㎝ですじ蒔きにします。芽が出た後間引くので少々種がかたまって落ちていても気にしなくて大丈夫です。
5㎜程度覆土をし、表面を軽く押さえたら、水をたっぷりあげ完成です。
あとは乾かないように毎日水やりを行います。
気温によって異なりますが、3~7日で芽が出てきますので、引き続き毎日水やりを行います。
間引き
本葉が出始めたころ間引きを行います。間引きとは、混み合っている部分の芽を抜き取り、株が成長する余白を作る作業です。
株間5㎝前後で間引きますが、少々狭くても育ちますので、たくさん収穫したい場合は3㎝くらいの間引きでも大丈夫です。狭すぎるかなと感じたら後からでも間引けますのでだいたいでいきましょう。
間引きは根から抜き取りますが、絡まっていたり、近すぎて残したい芽まで抜けてしまいそうな場合は地際でハサミを使って切っても大丈夫です。
収穫
ラディッシュは種蒔きから30日前後で収穫できます。玉の大きなものから順番に収穫していきます。小さいものも段々とふくらんでくるので引き続き水やり等の管理を行います。
ラディッシュの病害虫
ラディッシュは病害の心配は特にありません。害虫はアオムシ・カブラハバチの幼虫・アブラムシなどがつきますが、収穫までの期間が短いため、大きな被害になる前に収穫し終えますのでこちらもあまり気にしなくて大丈夫です。
気になる場合はネットを張るか、捕殺すれば十分に間に合います。
おすすめラディッシュの種
ラディッシュのおすすめ種子は、タキイの『ころころラディッシュミックス』です。カラフルなラディッシュの種が一袋にミックスされており、種の蒔き時期間も幅広く、扱い易い品種です。
まとめ
ラディッシュは小さなプランターでの栽培も可能で、収穫までの期間が短く、家庭菜園初心者の方にも育てやすい野菜です。
手間も少なく、病害虫の影響も受けにくいので手軽に栽培することができます。
真夏や真冬など極端な気温の時期以外ほぼ一年中栽培できるのも育てやすい要因となっています。
以上参考になれば嬉しいです^^ありがとうございました。