こんにちは、みにさんです。
休日のお出かけや旅の参考に滋賀・京都のお出かけスポットを紹介するカテゴリー『滋賀・京都を旅する ページ』。生まれも育ちも滋賀県民の私❝みにさん❞が、地元滋賀と大好きなお隣京都の魅力をお伝えしますので、ファミリーでのお出かけ・デート・ひとり旅などの参考にしていただければと思います。
先日、日本茶インストラクターおちゃはかせと茶道のひよ先生の『お茶いろいろ、飲む茶会!』に参加してきました。
京都を中心に活動しておられる、おちゃはかせとひよ先生に碾茶、茶道の基本、茶歌舞伎体験などお茶に関するあれこれを学んできました。小さな子どもさんも参加されていて、ワイワイしながらの楽しい茶会となりました。
お手伝いに来られていた狂言師河田全休さんが」、子どものリクエストに応えて狂言を披露する場面もあり、初めての生狂言の迫力に驚きました。
今回はお茶会で学んだお茶に関する記事なります。最後に各先生のHPも載せてますので覗いてみてください。
碾茶とは
碾茶(てんちゃ)とは抹茶の元になるお茶のことで、茶葉の栽培時に被覆(遮光)を行い栽培し、煎茶が作られる時におこなわれる揉みの工程が、碾茶にはありません。
●被覆あり、揉みあり・・・玉露
●被覆あり、揉みなし・・・碾茶
●被覆なし、揉みあり・・・煎茶(一般的に緑茶と言われているもの)
●被覆なし、揉みなし・・・ありません
被覆することで茶葉が日光に当たることを防ぎ、苦みや渋みの成分であるカテキンの生成を抑えることができるそうです。
碾茶を石うすなどですりつぶしたものが抹茶となります。ちなみに煎茶を粉上にしたものは粉末茶と呼ばれ、回転すしのテーブルに置かれているお茶の粉などがそれにあたります。
以前、碾茶は抹茶としてしかお店に並ばなかったそうですが、最近では碾茶を緑茶として味わうのも美味しいという認識が広がっており、碾茶の茶葉も取り扱っているお茶屋さんも増えてきているそうです。
今回碾茶を緑茶でいただきましたが、スッキリして飲みやすかったです。

茶道の基本の『き』
扇子
茶道では扇子が必需品で、作法として膝の前に扇子を置き、自分と他人との境界線をつくるためだそうです。
お茶を頂くときは後ろに扇子を置くそうです。
あいさつ
お茶を頂くときのあいさつは3つ。しっかり覚えるために参加者みんなで練習しました(笑)
・お手前頂戴いたします
お茶を点てていただいた方に対してのあいさつ。
・お先に頂戴いたしますいたします
次に飲む人に対してのあいさつ。
・お相伴いたします
前に飲んだ人に対してのあいさつ。
茶歌舞伎
茶歌舞伎とは
お茶を飲み、その銘柄や産地を当てるゲーム、いわゆる利き茶で、闘茶とも言われます。室町時代では財産をかけて行うギャンブルとして武士の間で流行っていたそうです。
今回のルール
ひよ先生が種類の違うお茶を二回点てられます。それぞれ飲んでその味を覚えます。
一回目に飲んだお茶を【月】、二回目に飲んだお茶を【花】、どちらでもないお茶を【松】とします。
3回目に点てたお茶、4回目に点てたお茶、5回目に点てたお茶を飲んで、それぞれ【月】【花】【松】のどれかを当てるというもものです。
実践
一回目のお茶を味わいます。香りも確かめながら、しっかりと味を覚えます。それっぽく目をつぶったりしてしまいます(笑)
二回目のお茶を味わうと、飲みやすい感じ、一回目の方が若干ざらざら濃い感じがします。
ここから本番
三回目。・・・よくわからりませんが一回目に飲んだものに近い気が・・。
にしても楽しい(笑)子どもに混じって、おっさんがかなり真剣にやってしまってます。
四回目。一回目、二回目に飲んだものと明らかに違います。抹茶というより緑茶に近い味がします。
五回目。やっぱりこれが一番美味しい気がします。
ということで、【月】【松】【花】の順番にしました。
はたして結果は・・
見事全問正解しました。楽しい(笑)

まとめ
おちゃはかせとひよ先生はそれぞれお茶に関するイベントを通じてお茶の魅力を発信をされているそうで、今回初のコラボということでした。
抹茶の原料となる碾茶と抹茶そのものを味わう茶道のを学ぶことができ、たいへん貴重な経験をすることができました。
お手伝いに来られていた河田全休さんにも狂言を披露していただき、楽しい茶会でした。また機会がありましたらぜひ参加したいとおもいます。
先生紹介

おちゃはかせ
ひよ先生
https://61027c091fe11.site123.me/
狂言師河田全休さん
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以上参考になれば嬉しいです^^ありがとうございました。